多細胞同時記録データの統計解析法
URLhttp://jnns.org/previous/niss/1999/text/ito.pdf
執筆者伊藤浩之
キーワード多細胞同時記録法, 統計解析,時間平均,ヒストグラム,相関
要約(日本語)神経細胞を多細胞同時記録したときのデータの統計処理方法について簡単にまとめている.一般的な方法としては,得られたデータから基準点を設定し,ニューロンの発火数を時間毎に数えてヒストグラムを作り,各細胞間で比較し,相関を計算する.基準点の設定の仕方によって方法が分かれる.
要約(英語) 批評(日本語)筆者も述べているが,やはりヒストグラムを書いて時間毎の発火をひとまとめにして扱ってしまうと,各神経細胞の発火タイミングの同期が分からなくなってしまう.同期を解析する方法はまた別にあるのだろうが,神経細胞同士の大雑把な関係を見るときでも,例えばスパイクとスパイクの間隔の時間とか,発火数を加算する方法以外の方法があるのではないか.
批評(英語) 感想電極4つから100個以上のニューロンの活動電位が記録できることは驚いた.この記事は恐らく最近のものではないので今はさらに多くの神経細胞の活動を計測できているだろう(何千とか?).恐らくだが,この方法の問題点は電気信号以外の情報が全くないこと,つまり,例えば遺伝子操作による細胞染色のような,細胞の種類を判別することがとても困難なことだと思う.あとは電極を差し込むのであまり長い間の測定はできないのではないだろうか.
電気以外で細胞単位での神経細胞の活動を観察できるものは無いだろうか.一つ蛍光タンパク質があったな.あとは磁力とか何ちゃら線とかぐらいかなぁ.
@article{伊藤-多細胞同時記録データの統計解析法, title={{多細胞同時記録データの統計解析法}}, author={伊藤浩之}, journal={編), 脳の情報表現─ ニューロン・ネットワーク・数理モデル}, pages={173--185} }
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